今月は、本当に時間がなくて、レッスンのお申し込みや取材の依頼、ケーキのご注文もお断りしてお詫びすることが多くて、本当に申し訳なく思っております。
そんななか、以前にもご注文いただいたお客様からシュガードールとケーキのご注文。
あーーー、無理かも〜

という中、ふとスケジュールを見ると、ぴったり空いているではありませんか

なんだかすごい

もちろん、喜んで作らせていただくことになりました
それを作っている中、ふと、型に目が止まりました。
パンダ社長がまだまだ若かりし、16歳のころ。花

ではなく 鼻の高校生の頃…


お菓子作りが大好きだけれど、当時は今みたいに材料やら型などはなかなか売っていない時代。
ちょっとお小遣いでも高いのですね。お小遣いはどうしても洋服や雑誌に使っていたし。
でもでも、学校の帰り道、大きめのスーパーや金物屋さんに寄って(寄り道は違反なんですが…

)、ひたすら妄想していたんですね。
この型買えたら、このケーキ焼きたい、あのケーキを作りたいって

そうすると、16歳の誕生日。
友人のMちゃんが、誕生日プレゼント何がいい?と。
当時の友人どおしのプレゼントは、何人かが集まって本人の欲しいものをプレゼントし合うのが習慣化していたんです。とっても合理的な高校生でしょ

そこでお願いしたのが、このケーキの型。

同時に、ふるいと、パレットナイフ、波刃のナイフもお願いしちゃいました。
別の友人には、絞りだし袋をお願いした気が…
嬉しくって、毎週ケーキを焼いて、家の材料を使いはたして怒られて、お小遣いを材料費につぎ込んだ覚えがあります。
最初はペッタンコで、とてもケーキ…とは呼べないスポンジでしたね
そこから、何度も何度も何度も焼いて、上手に焼けるようになって、今に至っております。
そう、これらは、パンダ社長のお菓子作りの原点なんですね。
思い返してみると、今の時代のようにどこどこブランドで、フランス製の型とかではないけれど、ウン十年使っているんだ〜〜
すごい


この型をみるとあの瞬間をいつも思い出します。
友人はどこに売っているかも知らないので、どこどこのお店のどの辺の棚とか、電話で指定した記憶が…

ずうずうしいわね〜〜

でも欲しかったのよ

Mちゃん元気かな。そうそう、Mちゃんの誕生日が6月3日なんだってこともいつも思い出すのです。
普段のパンダカンパニーのスポンジは、シート状に焼くので以前より登場する回数は少なくなりましたが、ご依頼内容によって、型を使って焼き上げます。
本日のケーキがそうで、ちょっと思い出にふけりました。
ケーキのお写真は後日

初心忘るべからず!
そんなことを思い出すきっかけのご注文に感謝。
これからも大切に使い続けます。
Mちゃんありがとう
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posted by パンダ社長 at 17:20|
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